外資系法律事務所→五大法律事務所(57期)

佐藤さんと初めてお目にかかったのは5年ほど前になります。その間、良きメンターとして、具体的な転職のお話とは関係なく親しくさせていただいてきました。そのような中で弁護士として業務を続けていくうちに、私は希望する専門分野に関わる業務をより多く扱う事務所への移籍を真剣に検討するようになりました。そのような折、佐藤さんから偶々ベストタイミングでお声をかけていただき、今回移籍することになりました。

移籍に至るまでの間、佐藤さんの誠実なお人柄のおかげで、私の悩みや疑問点を率直にぶつけさせて頂く事ができました。また、佐藤さんはそのような悩みや疑問点について常に労を厭わず、適切かつ迅速に対応してくださいました。私が納得のいく移籍ができましたのも、このように丁寧できめ細かい御助力を頂いたおかげだと思っています。

一般的に、弁護士が転職活動を行うに際しては、インハウスへの転身及び法律事務所間の移籍の双方の場面において、難しい問題に直面すると思われます。すなわち、前者の場面について言えば、弁護士は概して、弁護士業界の外に位置する一般企業に関しての情報を十分に有していないため、移籍先の候補となる企業に関する有益かつ正確な情報を入手することが難しい状況にあります。また、後者の場面について言えば、概して多くの法律事務所は一般企業と比較してその規模が小さく、外部から内部の事情を窺い知ることが難しいため、親しい友人が勤務していない限り事務所内の様子や人間関係を把握することができず、移籍先の候補となる事務所に関する有益かつ正確な情報を入手することが難しい状況にもあります。その様な状況下で、転職者である弁護士の気持ちに寄り添い、有益かつ正確な情報提供をしてくださる佐藤さんとケミストリーは、この点においても非常に心強い存在だと思います。

丁寧かつ迅速な御助力を頂き、本当に感謝しております。