準大手法律事務所→五大法律事務所(70期)

この度、所属法律事務所から移籍するにあたって、知人弁護士(この知人弁護士も佐藤さんのサポートを得て移籍を果たされた方です。)からご紹介いただけた佐藤さんに多大なるお力添えを頂戴し、おかげ様で、大変スムーズに移籍を果たすことができました。
そこで、少し紙幅を頂戴して、コメントの筆をとらせていただきます。

私は、今年(令和2年)の初夏頃から、所属事務所からの移籍を考え始めたのですが、そもそも、転職(私の場合は、所属事務所の移籍ですので、以下「移籍等」と略記します。)を進めるには、どこに(例えば、移籍等しようと思っている先のどの部署に)、いつ、どのように連絡し、どれくらいの期間をかけて、どのようなプロセスを経ることとなるのか、見当がつきませんでした。その結果、ぼんやりと移籍等について悩むという期間が数か月続いてしまいました。移籍等は、通常、はじめての出来事なので、私と同様、移籍等を考えつつも、どのように第一歩を踏み出してよいかわからない、という方も少なくないのではないかと思います。佐藤さんは、これらの点について、お会いした当初に分かりやすく端的にご説明くださいましたので、今後の段取り等についてイメージをもちながら検討を進めることができました。

加えて、(所属している勤務先等に耐え難い不満がある場合は格別)本当に移籍等に踏み切ってよいのか、踏ん切りがつかなかったり、思考の整理がつかないこともあろうかと思います。私は、移籍等に踏み切る決心まではついていたのですが、思考の整理は必ずしも追いついていなかったところ、佐藤さんにざっくばらんにお話しする中で、思考の整理もついていったと感じています。雑駁なままお伝えした考えや意見を、佐藤さんは敷衍しながら整理してまとめてくださるので、話をしていく中で自然と自身の考えが整理され、まとまっていきました。決して、「このように話す方がよい」と方針を押し付けるような話し方はされず、徹頭徹尾、こちらがイメージする移籍等の具現化に努めていただけると思います。

私が、移籍等のサポートを佐藤さんにお願いして本当によかったと思う点の1つがこの点です。言うまでもなく、自身の思考が未整理のままでは、移籍等の候補先に(ひいては、所属先に退職意向を伝える際にも)自身の考えやビジョンをうまく理解してもらうことができません。佐藤さんは、伝える際の言葉の選択も巧みなので、私が当初選択していた表現に違和やニュアンスの違いを感じた場合には、適切な表現等を対案として提案してくださる場合もあります。私は、履歴書等を書く前に佐藤さんと十分にこのような対話ができましたので、履歴書等の文面のみならず、その後の面接等でも、スムーズに移籍等を考えるに至った経緯等をお伝えすることができたと思います。私は、履歴書を提出してから約2週間で移籍等が確定した(移籍先からオファーを頂戴できた)のですが、佐藤さんとのやりとりの中での思考の整理がなければ、このようなスピード感での移籍等は実現し得なかったと思います。付言すれば、佐藤さんは法曹業界での人材に関するニーズや大規模事務所の組織の内実等にもお詳しく、種々の法律事務所と信頼関係を形成しておられるので、考えている候補先が、自身の希望に合った法律事務所(あるいは必ずしも合わない法律事務所)であるかについても、的確で正確な意見・情報を提供していただけました。

また、移籍等の候補先との連絡は全て佐藤さんにお願いすることとなりましたが、迅速かつ円滑にやりとりを進めていただけたのでこの点も大変助かりました。移籍等の候補先に対して私が希望する内容についても、適切なタイミングで先方にお伝えいただけるので、ミスコミュニケーションなく、移籍等を進めることができました。

総じて、スピード感をもって移籍等を進める上で、佐藤さんはかけがえのない存在でした。「スピード感をもって」という要素は時と場合によっては不要かとも思いますが、私は、移籍等を決断した以上は早く次のステージへ進みたい、と思っていましたので、佐藤さんにお願いして本当によかったと実感しております。

本コメントをご覧の方で、移籍等のサポートを依頼するエージェントに迷っておられる方がいらっしゃれば、佐藤さんにお願いされることを、自信をもってお勧めします(その趣旨は、佐藤さんとお話等されればすぐにご体感頂けるかと思います。)。単に、先方とのやり取りを媒介にとどまらず、文字どおり、「フルスケール」でサポートしていただけ、かつ、自身の思考も整理されていくと思いますので、ご自身の希望に合った移籍等の実現が格段に近づくことを確信しております。